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自分と相手の「偏愛」を知り、コミュニケーションパフォーマンスを向上!

株式会社イマクリエでは、全社員がフルリモートで働いています。テレワークでは、対面でのコミュニケーションが少なくなってしまうという課題を補完するために、当社では、様々な社内コミュニケーションの活性施策を実施しており、今回は、オンラインで「偏愛マップ」をテーマにした社内ワークショップを実施しました。

偏愛マップとは?

偏愛マップとは、自分の「偏愛するもの」をキーワード形式で表現したマップです。自分が何を好きなのかを書き出すことで、自身を深く知ることができ、さらに他人の偏愛を知ることで、相手とのコミュニケーションがスムーズになります。また、共通の「偏愛」を見つけることで、世代や性別を超えた関係構築も可能になります。

このように、自己理解や他者理解を深めるのに役立つと言われる偏愛マップは、企業の社員研修やワークショップでもよく使われています。

イマクリエで『偏愛マップ』ワークショップを実施した背景

テレワーク環境では、仕事上で、以下のようなコミュニケーションの課題が生じやすいと言われています。

  • 発言する人が偏る

  • 雑談が少ない

  • 相手のことをよく知らない

  • 気軽に相談しづらい

  • 仲の良い人とだけのコミュニケーションになりがち

これらの問題を克服するため、偏愛マップを活用した社内ワークショップを導入し、社員同士の交流を促進し、仕事におけるコミュニケーションパフォーマンスの向上を目指しました。

『偏愛マップ』ワークショップの流れ

1. 好きなものを箇条書きする
  自分が熱く語れるほど好きなものやことを、できるだけ詳しく書き出します。例えば、「洋服」ではなく「ユニクロのスウェットパーカー」といった具体的な表現を心がけます。

2. 「好き」の裏にある価値観を探る
なぜそれが好きなのか、深堀りを行います。「なぜなぜ分析」を使い、5回繰り返すことで本質的な価値観を見つけ出します。

(例)
なぜユニクロのスウェットパーカーが好きなのか → シンプルで良質だから
なぜシンプルで良質が好きなのか → 長く着られるから
なぜ長く着られるのが好きなのか → コスパがいいから
なぜコスパがいいのが好きなのか → 賢いお金の使い方ができるから
なぜ賢いお金の使い方ができるのが好きなのか → 自分の生活をより豊かにできるから

3. ブレークアウトルームでのグループワーク
①2人一組に分かれ、お互いの偏愛マップを紹介し合い、相手に質問をする
②4人一組で、偏愛マップを使って他己紹介を行う
③グループ全体での振り返りを行い、体験を共有する

イマクリエ社員の偏愛マップ実例紹介

参加者の声

参加者からは以下のような感想が寄せられました。

  • ぼんやりとした好きなものが言語化できた

  • 他者のリアルな姿を知ることができた

  • 自分と似ている人や相手の本質を理解できた

  • 自分のことを深く考える良い機会だった

  • グループワークを通じて、他のメンバーのプライベートを知れた

  • 意外な一面を知り、親近感が湧いた

  • 今後のアイスブレイクに使えそうだと思った

  • 短いプレゼンでも事前の準備が重要だと感じた

まとめ

今回は、「偏愛マップ」を活用したワークショップで、参加者はお互いが偏愛するものを通じて新たな発見をし、共通の価値観を共有することで、コミュニケーションを深めることができました。社員全員がテレワーク環境で働く当社の場合は、今回オンラインでの実施となりましたが、深い対話と相互理解を促進することができました。

今後もイマクリエでは、社内のコミュニケーションを活性化し、チームの結束力を高めていくために様々な施策を継続的に展開していきます。次回ワークショップレポートをお楽しみに!