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テレワーカーが市長と語る会 in 石川県羽咋市「未来につなげるまちづくり」参加レポート

今回は、2024年9月10日に、石川県羽咋市にて開催された「テレワーカーが市長と語る会」をレポートします。


イマクリエの取り組みと今回の参加背景

イマクリエは、令和3年度と令和5年度に羽咋市から女性のテレワーク支援事業業務を受託し、市内在住の女性を対象とした「女性のテレワークスキルアップセミナー」を企画・開催してきました。特に、令和3年度の事業は高く評価され、羽咋市と共に内閣府から『地方創生テレワークアワード 地方創生担当大臣賞』を受賞しています。

テレワークスキルアップセミナー後には、テレワーク就業を希望する参加者が当社に業務委託登録し、実際にテレワーク就業を開始する事例も多く見られました。このように、イマクリエは継続的に羽咋市の女性のテレワーク支援事業をサポートしてきました。

これらのご縁から、今回「テレワーク」をテーマにした「市長と語る会」に、弊社の担当者が参加させていただきました。

「テレワーカーが市長と語る会」とは

羽咋市長はこれまでにも「若者が市長と語る会」、「母子・寡婦が市長と語る会」、「移住者が市長と語る会」、「若手農業者が市長と語る会」など、様々な方々と意見交換する場を設けてこられました。今回は「未来につなげるまちづくり」をテーマに、「テレワーカーが市長と語る会」でした。

会場は、今年7月1日にオープンしたばかりの賑わい創出の拠点 LAKUNAはくいと、Zoom参加をつなぐハイブリッド形式で行われました。LAKUNAはくいは、無料の電源設備を備えた学習スペースがあり、多くのテレワーカーにも利用されています。

市長の開会挨拶から始まり、参加者一人ひとりが自己紹介を行いました。その後、「テレワークのための環境整備」と「まちづくり全般」について、約40分ずつ意見交換が行われました。

テレワーカーが市長と語る会 概要

日時:令和6年9月10日(火)18:30~20:00
会場:LAKUNAはくい & Zoom (ハイブリッド開催)
参加人数:11名
テーマ:未来につなげるまちづくり

参加者のプロフィール(一部をご紹介)

普段、羽咋市内でテレワークをしている事業者や、羽咋市に移住してきた方、さらには株式会社イマクリエが羽咋市から受託して行ったテレワークスキルアップセミナーの受講者など、総勢11名が集まりました。参加者のプロフィールを一部ご紹介します。

意見交換の内容

テーマ① テレワークのための環境整備

参加者からは、羽咋市でテレワークをするためのインフラ整備や、本イベントの会場になったLAKUNAはくいなどの地域内のコワーキングスペース拡充などについて多くの意見が出ました。

特に興味深かったのは、テレワークで仕事をしていると、オフライン(対面)での人とのコミュニケーションの場が貴重だと感じるという話です。テレワークを始めることに注目が集まりがちですが、続けていくためには、仕事以外の場で人と繋がることが非常に重要だという意見に多くの参加者が賛同しました。テレワークは孤立しやすい環境のため、特に他の地域から羽咋市に移住してきたテレワーカーが、地元の人と知り合う機会やコミュニティの紹介があると良いという話には、多くの賛同の声が上がりました。

テーマ② まちづくり全般

まちづくりに関しては、交通インフラの改善、羽咋ならではの自然を活かした施設のアイディア、そして地元に住んでいると気が付かない移住者ならではの視点から見た羽咋の良さなど、さまざまな話題が上がりました。市長を交えて、まさに「未来の羽咋」をつくるための議論が盛り上がりました。

イマクリエから参加したメンバーの感想

とにかく参加されたみなさんの熱量が高く、活発に意見交換がされていて「みんなで羽咋市を良くしていこう」という気持ちがひしひしと伝わってきて驚きました。また、市長も参加者の声に真剣に耳を傾けておられ、実現に向けてどんなことができるかと真摯に考えてくださっている姿勢に心を打たれました。

今回のイベントには、羽咋市のテレワークスキルアップセミナーに参加し、その後、当社に業務委託登録してテレワークを始めた方が2名参加していました。みなさんと一緒に意見交換している様子を拝見し、改めてセミナーの意義を実感しました。

羽咋市は、これから新たにテレワークを始めたいと考えている人にとって、ロールモデルが身近にいる素晴らしい環境です。市もテレワーカーが働きやすい環境づくりに積極的な姿勢を持っておられるので、当社はテレワークスキルアップセミナー等を通じて、引き続き羽咋市をサポートしていきたいという想いを強く持ちました。

今回このような機会に立ち会わせていただいたことに、深く感謝いたします。このような素晴らしい取り組みが、他の自治体にも広がっていくことを願っております。

まとめ

今回の「市長と語る会」は、羽咋市の未来をつくるための重要な一歩でした。テレワーク環境の整備や地域コミュニティの強化は、重要なテーマのひとつです。市民一人ひとりの声が市政に反映されることで、より住みやすい羽咋市が実現することを願っています。

今後も、イマクリエは羽咋市をサポートし続け、地域の発展に貢献してまいります。次回の「市長と語る会」も楽しみにしています。
以上、羽咋市で開催された「テレワーカーが市長と語る会」のレポートをお届けしました。