真実はスーパーにあり!お菓子で世界を巡る ~コスタリカ編~
テレワークを活用したアウトソーシング&コンサルティング事業を行うイマクリエには、世界36ヵ国に居住するテレワーカーが在籍しています。
テレワーカーに依頼し世界各国のスーパーで人気があるお菓子と文化的背景について、現地調査を実施してみました。
第3回目は映画「ジュラシックパーク」の舞台となった世界遺産ココ島が有名な「コスタリカ」をご紹介します!
▼ 前回「トルコ編」はこちら
森の宝石「コーヒー」
一日に何度も家族とコーヒーを飲み、その時間を楽しむコスタリカの人々。
生活の一部としてコーヒーがあり、スーパーの入り口にもコーヒーショップが並んでいます。
コーヒー売場にはリーズナブルなものから「カフェ・ブリット」のような有名ブランドのものまで、コーヒー豆がずらり。コーヒーメーカーは一家に一台ほぼ所有しているので、コーヒーと言えば豆か粉。インスタントコーヒーの取り扱いは日本と比べると極めて少なく、コーヒー売り場の1割も満たないそうです。
またコーヒー生産国としても有名で、生産量が世界第16位のコスタリカ(2021年時点 ※1)。
アラビカ種以外のコーヒー豆の生産を禁止しており、生産されるコーヒー豆のおよそ半分がスペシャルティコーヒーとして取引されています。
高品質ながら少量生産のため、超希少とされている「コスタリカ アテナス産100%コーヒーAteneo」もスーパーで購入できるんですよ!
チョコレートはコンビネーション!
老若男女問わずみんなが大好きなチョコレート!
カカオの原産国(2021年時点で世界第38位 ※2)ですが、板チョコのようなチョコレートだけの商品の生産はかなり少なく、板チョコのほとんどがヨーロッパやアメリカからの輸入品となっています。
国産のチョコレート商品はフルーツやナッツ、キャラメル等とのコンビネーション商品が多く、中でもグアバゼリーをチョコレートでコーティングした「guayabita」はアイスクリームとのコラボ商品も発売されているほど人気!
コスタリカの誰もが一度は食べたことのあるポピュラーなチョコレート菓子ですよ。
バナナによく似た…?
バナナと同じバショウ科の果物で、アフリカや南米など熱帯地域全般で生産されている調理用のバナナ「プランテン」。
バナナとよく似ているのですが皮は手で剥くことはできないぐらい硬く、味や食べ方は全く異なります。
コスタリカでは、そんなプランテインやキャッサバなどを油で揚げ、塩やレモンで味付けしたシンプルなチップスも人気!グルテンフリー、トランス脂肪酸フリー、コレステロールフリーを謳っている商品も増えてます!
心温まる懐かしの味
ドライバナナやいちじくの砂糖漬け、ココナッツタルトに黒糖と練乳でできたキャラメル菓子(cajeta)などのコスタリカに伝わる昔ながらのお菓子。
コスタリカのスーパーには、ほぼ必ず「手作りのお菓子」コーナーがあり、さまざまな伝統菓子が並んでいます。
どのお菓子もびっくりするほど甘いので、ブラックコーヒーのお供に最適です。
今回は「コスタリカ」をお届けしました。
次回は「ドイツ」をお届けします!
お楽しみに~!
出典
※1 世界のコーヒー豆生産量 国別ランキング 2021年参照(国際連合食糧農業機関)
※2 世界のカカオ生産量 国別ランキング 2021年参照(国際連合食糧農業機関)